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文昌帝君
♦生誕日:2月3日(旧暦)♦
文昌帝君の完全な名前は文昌梓潼帝君で、略称では梓潼帝君、文昌君と称されています。道教では学問や科挙(隋から清の時代まで、約1300年間にわたって行われた官僚登用試験のこと)を司る神として祀られています。唐の優れた文筆家である張亜が神格化されたものだという説があり、張亜才能があるだけでなく、知性があり、多くの善行を行った人物だと言われています。文昌帝君は科挙の普及に伴い、学校にも祀られるに至りました。『北は孔子、南は文昌』と言われ、文昌帝君は儒教と道教の文化的師範として知識人の間で特に信仰を集めました。
文昌帝君
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魁星
♦生誕日:7月7日(旧暦)♦
魁星は文魁夫子と称されるほか、魁星爺、大魁夫子、大魁星君などとも呼ばれています。六吉星の一つで、文昌星と対をなす文曲星の生まれ変わりだと言われており、文運を司る星とみなされています。中国の封建社会は「五経」を試験科目として官吏を採用しましたが、経ごとに成績第1位の者を選び、「魁(首=優れた者)」と称しました。「魁」の字の形はまるで一方の足を跳ねあげさせたようで、字をはねのる部分は桶のようであり、「斗」の字筆を持っているようであるため、「魁星、斗を点じ、鰲頭(=独占亀頭=第一位)す」という意味が含まれています。
魁星
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中路財神 ─ 趙公明
♦生誕日:3月15日(旧暦)♦
財神爺の名は趙明郎、字は公明と言います(かつて中国人は個人に特有の名として「姓(氏)」と「諱(名)」と「字」の三つの要素を持った)。周の時代には「趙大元帥」と名付けられ、三教では「萬霊天尊」、またの名を「金龍如意正一龍虎玄壇真君」と称されました。民間では「武財神」として知られています。中央戊己土を護り、かつては世のなかの財産を全て管理していた人物であったとされ、中国明代に成立した商周革命を題材にした神怪小説『封神演義』によると、「武財神」は道教の聖地の一つである中国四川省にある峨眉山羅浮洞の仙人で、ここで修業を積んだとされています。
中路財神 ─ 趙公明
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東路財神 ─ 簫升
♦生誕日:3月15日(旧暦)♦
進宝天尊東路武財神である簫升は、生前宝石店の社長であり、パールやメノウなどを売ってお金を手に入れ、仏の説いた真実の教えを宝に例えたものである世のなか全ての法宝を買い集めていたため、財神として祀られています。
東路財神 ─ 簫升
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南路財神 ─ 陳九公
♦生誕日:3月15日(旧暦)♦
招財使者南路武財神である陳九公は、殷の時代の洛陽に居住していた大財主で、趙公明の二番目の弟子です。あらゆるものを安く買って高く売ることを得意としていた人物で、財神として祀られています。
南路財神 ─ 陳九公
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西路財神 ─ 曹宝
♦生誕日:3月15日(旧暦)♦
納珍天尊西路武財神の曹宝は、数え切れないほどの世界の珍物(北海玄玉や避寒珠など)を所持していたため、財神として祀られています。
西路財神 ─ 曹宝
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北路財神 ─ 姚少司
♦生誕日:3月15日(旧暦)♦
利市仙官北路武財神の姚少司は、趙公明の一番弟子です。生前は趙公明について帳簿の管理を務めていたため、財神として祀られています。
北路財神 ─ 姚少司
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華陀
♦生誕日:4月18日(旧暦)♦
華佗は東漢の沛国出身(現在の江蘇省沛県を中心とする地域)の医師で、字は元化です(かつて中国人は個人に特有の名として「姓(氏)」と「諱(名)」と「字」の三つの要素を持った)。徐州で学問を志し、経書と史書に詳しかったゆえに様々な官僚から招聘されましたが、出仕しませんでした。また、漢方薬、鍼灸、解剖学に精通しており、内科・外科いずれの手術とも行うことができました。医術以外にも精神修養に精通していたため、屠蘇や五禽戯と呼ばれる体操による健康法(導引)の発明者とも言われています。台湾では、華佗は東洋医学の父とされており、歴代の中で最も知名度が高い東洋医学神です。
華陀
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戌年 ─ 盧千歳
♦生誕日:5月12日(旧暦)♦
王爺(千歳)は台湾の道教において、元々は疫病神でした。しかし疫病神であるばかりでなく、道教の最高神とされる玉皇大帝の命を受け、人の善悪を監視するために人間界へ遣わされた神でもあります。そのため、天に替わって世の中をよく治め、人々のために疫病や邪悪なものを取り除いてくれると考えられています。
盧千歳は名徳とも呼ばれ、戌年を当番する千歳です。神像の顔は赤褐色で黒いひげを生やし、中国式の長衣を着用して頭には文帝帽をかぶっています。医療や健康の神です。
戌年 ─ 盧千歳
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寅年 ─ 侯千歳
♦生誕日:5月5日(旧暦)♦
王爺(千歳)は台湾の道教において、元々は疫病神でした。しかし疫病神であるばかりでなく、道教の最高神とされる玉皇大帝の命を受け、人の善悪を監視するために人間界へ遣わされた神でもあります。そのため、天に替わって世の中をよく治め、人々のために疫病や邪悪なものを取り除いてくれると考えられています。
侯千歳は名彪とも呼ばれ、寅年を当番する千歳です。神像の顔は緑で赤ひげを生やし、甲冑を着用して頭には三翅王帽をかぶっています。交通安全の神です。
寅年 ─ 侯千歳
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午年 ─ 薛千歳
♦生誕日:5月6日(旧暦)♦
王爺(千歳)は台湾の道教において、元々は疫病神でした。しかし疫病神であるばかりでなく、道教の最高神とされる玉皇大帝の命を受け、人の善悪を監視するために人間界へ遣わされた神でもあります。そのため、天に替わって世の中をよく治め、人々のために疫病や邪悪なものを取り除いてくれると考えられています。
薛千歳は名深とも呼ばれ、午年を当番する千歳です。神像の顔はピンクでひげはなく、文武甲を着用して頭には二龍冠をかぶっています。名誉と利益、学業の神です。
午年 ─ 薛千歳
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子年 ─ 張千歳
♦生誕日:3月4日(旧暦)♦
王爺(千歳)は台湾の道教において、元々は疫病神でした。しかし疫病神であるばかりでなく、道教の最高神とされる玉皇大帝の命を受け、人の善悪を監視するために人間界へ遣わされた神でもあります。そのため、天に替わって世の中をよく治め、人々のために疫病や邪悪なものを取り除いてくれると考えられています。
張千歳は名全とも呼ばれ、子年を当番する千歳です。神像の顔はピンクか黒で、黒いひげを生やし、中国式の長衣を着用して頭には文帝帽をかぶっています。食品や飲食業に関する商売の神です。
子年 ─ 張千歳