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下元水官
♦生誕日:10月15日 (旧暦)♦
暘谷洞元三品として江河淮海水域にいる万霊や、死魂、鬼神の籍を管理しています。毎年10月15日には水中の諸神仙を代表し、人界に降りて罪と福を定めて人々から災厄を取り除いたことから「下元五炁解厄水官」、「金霊洞陰大帝」、「暘谷帝君」などと呼ばれています。
下元水官
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東華大帝
♦生誕日:2月6日 (旧暦)♦
「東王公」としても知られる東華大帝は、道教の最高神とされる元始天王が至真の気によって化生した神です。司る仙界は東華大帝と対応する西王金母との間で西方と東海に分けられ、東海を治めました。
四世紀に東晋の干宝が著した志怪小説集である『捜神記』によると、道統(儒教の道を伝える系統)が創り上げられた際、気・形状・質を兼ね備えたものではあるが、陰陽がない、天地もないなどまだ混沌している点があったようです。そこで元始天王は、至真の気によって東華大帝を化生し、至妙の気によって西王金母を化生したとされ、つまり東華帝君と西華金母はいずれも太元の性質を持ち、混沌から分離した純粋な気から成り、西華金母と陰陽の気を分かち、両性具有から女性的な要素が対となる女神の西王金母と分離し、ともに万物を生み育みました。そのため、西王母が女性の修行者(天に昇って仙人になる女性)を統率したのに対し、東華帝君は東方を収め、陽和の気を主宰して三界十方の男性の修行者(天に昇って仙人になる男性)を統率しました。
東華大帝
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西王金母
♦生誕日:7月18日 (旧暦)♦
西王金母は、道教の最高神とされる元始天王が至妙の気によって化生した神です。司る仙界は、西王金母と対応する東華大帝との間で西方と東海に分けられ、西方を治めました。また、西王金母は全ての女仙を支配する最上位の女神であり、「金母」とも称されます。元始天王は、至真の気によって東華大帝を化生し、至妙の気によって西王金母を化生したとされ、つまり東華帝君と西王金母はいずれも太元の性質を持ち、混沌から分離した純粋な気から成り、東華帝君と陰陽の気を分かち、両性具有から男性的な要素が対となる男神の東華帝君と分離し、ともに万物を生み育みました。
神としての資格とされる神格は、道教の最高神格とされている「三清」に次ぐもので、極めて高い神格にあります。俗に「王母娘娘」や「瑤池金母」と称され、「無極瑤池大聖西王金母元君」というを持ちます。その姿は厳粛かつ優雅で豪華であり、体のラインは柔らかで、西方の天界を統べる母なる女王として東華帝君が三界十方の男性の修行者(天に昇って仙人になる男性)を統率したのに対し、西王金母は三界十方の女性の修行者(天に昇って仙人になる女性)を統率しました。
西王金母
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斗母星君
♦生誕日:9月9日(旧暦)♦
斗母星君は「斗母」とも呼ばれ、道教における女神です。名前は「北斗七星の母」を意味しています。元来は仏教の摩利支天(まりしてん、マリーチ)信仰の神でしたが、唐代の中国に仏教が入って来た後に習合し、道教においても崇拝されるようになり、斗母への崇拝は一般的になりました。神像は4つの頭と8本の臂を持っており、手には太陽・月・鈴・金色・弓・槍、鉾など戦闘用の武器や法器を持っています。
斗母星君
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左輔洞明星君
♦生誕日:斗母星君と同日♦
斗母星君の護法協侍(神像で本尊の両脇に侍するもの)である左輔洞明星君は、法力千変万化に精通する護法神で、左協侍として左輔洞明星君が、右協侍として右弼隱光神君がいます。
左輔洞明星君
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右弼隱光星君
♦生誕日:斗母星君と同日♦
斗母星君の護法協侍(神像で本尊の両脇に侍するもの)である右弼隱光星君は、法力千変万化に精通する護法神で、右協侍として右弼隱光神君が、左協侍として左輔洞明星君がいます。
右弼隱光星君
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