参拝マナー

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    参拝方法① ─ 跪拜礼節

    道教の参拝方式である跪拜礼節の方法:
    ①    左足を前屈します。
    ②    右膝を曲げて跪きます。
    ③    左足を戻しながら右足に近づけて跪きます。
    ④    手の甲を表にし、両手を開いた状態で礼拝用の椅子に置いてください。この時、両手を置く場所は同じ高さにしなければなりません。そして、一回跪いて額を礼拝用の椅子の表面に3回つけます。手で太極図を作り礼拝しても構いませんし、額を椅子の上につけるか、両手を合わせて祈願しても構いません。

    跪拜礼節の方法で定期的に参拝することで、神への誠意を示せるだけでなく、災いを取り除き、運気を上昇させることができます。
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    神へのお供え物

    道教では、「清静無為自然順化」を基本的な教義としています。「清静」とは厳粛に、「無為自然」とは宇宙のありかたに従い自然のままであること、「順化」とは適応という意味になります。道教の神へのお供物には四喜(茶、酒、麵、白米)と五種類の果物以外に、以下に挙げたパターンのうちいずれかの組み合わせをお供えしてください。なお、豚や牛などの動物肉をお供え品とすることはお断りしております。
    四供:「お線香、花、ロウソク、お茶」
    六供:「お線香、花、ロウソク、お茶、果物、食」
    七供:「お線香、花、ロウソク、お茶、果物、食、娯楽品」
    十供:「お線香、花、ロウソク、お茶、果物、茶、食、宝、玉、衣服」
    道教の儀式における神へのお供え物である「香花燈荼果齋」のそれぞれに込められた意味は、以下のとおりです。
    【お線香】ありのまま 【茶、水】清潔【花】自然【果物】円満【灯り、ロウソク、火】適応【齋】養育(齋は食事を表します。)
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    参拝方法② ─ 持香礼拝

    お線香をもって参拝するマナーは非常に重要で、神への献身を示すだけでなく、願いを神が居る場所へと伝えることができます。 お線香を持って参拝する方法は以下のとおりです。
    ①    両足を閉じ、背筋を伸ばします。
    ②    右手でお線香を持ち、右手に左手を添えます。
    ③    手は胸の前に持ってきます。
    ④    お線香の先は口と鼻の間くらいが好位置です。お線香の先が眉或いは額の上になってしまわぬよう、ご注意ください。

    焚いたお線香は、神へ報告する、質問を問う、指示をお願いする、感謝の気持ちを伝えるためのものです。深く敬って態度を慎み、敬意を持って祈られた願いだけが、お線香の煙に乗って天まで届くとされています。