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神へのお供え物

神へのお供え物

DETAIL

道教では、「清静無為自然順化」を基本的な教義としています。「清静」とは厳粛に、「無為自然」とは宇宙のありかたに従い自然のままであること、「順化」とは適応という意味になります。道教の神へのお供物には四喜(茶、酒、麵、白米)と五種類の果物以外に、以下に挙げたパターンのうちいずれかの組み合わせをお供えしてください。なお、豚や牛などの動物肉をお供え品とすることはお断りしております。
四供:「お線香、花、ロウソク、お茶」
六供:「お線香、花、ロウソク、お茶、果物、食」
七供:「お線香、花、ロウソク、お茶、果物、食、娯楽品」
十供:「お線香、花、ロウソク、お茶、果物、茶、食、宝、玉、衣服」
道教の儀式における神へのお供え物である「香花燈荼果齋」のそれぞれに込められた意味は、以下のとおりです。
【お線香】ありのまま 【茶、水】清潔【花】自然【果物】円満【灯り、ロウソク、火】適応【齋】養育(齋は食事を表します。)