本宮にて祀る神の紹介/参拝順序

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    亥年 ─ 羅千歳

    ♦生誕日:1月12日(旧暦)♦



    王爺(千歳)は台湾の道教において、元々は疫病神でした。しかし疫病神であるばかりでなく、道教の最高神とされる玉皇大帝の命を受け、人の善悪を監視するために人間界へ遣わされた神でもあります。そのため、天に替わって世の中をよく治め、人々のために疫病や邪悪なものを取り除いてくれると考えられています。

    羅千歳は名士友とも呼ばれ、亥年を当番する千歳です。神像の顔はピンクでひげはなく、甲冑を着用して頭には二龍冠をかぶっています。商売繁盛の神です。
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    保生大帝

    ♦生誕日:3月15日(旧暦)♦



    保生大帝は生前の本を「呉夲」と言い、他にも「呉真人」、「呉真君」、「花轎公」などの尊称があります。字は華基、号は雲衷です(かつて中国人は個人に特有の名として「姓(氏)」と「諱(名)」と「字」の三つの要素を持った。また、「号」はかつては文士が書画を創作発表する際に使用された)。生前のきわめて腕のよい医者であったうえ、貴賤を問わず診察・治療したので死後に神として祀られました。

    唐の第3代皇帝である高宗が皇帝に即位した際、11勅令により医霊神祠が建立され、呉夲に「大道真人」という称号を与えました。また、明の第3代皇帝である永楽帝は皇后の胸の病を治療した呉夲に感謝し、「昊天闕御史慈濟医霊妙道真君萬寿無極保生大帝」という称号を与え、龍の柄のついた中国式の長衣を与え、称号は「生を保つ」ということで医神として信仰を集めるようになりました。
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    中壇元帥

    ♦生誕日:9月9日(旧暦)♦



    中壇元帥は「太子元帥」とも称され、民間では「太子爺」や「哪吒(なた)王子」と呼ばれています。伝説によると、「哪吒王子」は本来、玉皇大帝配下の大羅仙でした。東、南、西、北、中の五大隊を指揮したため、「中壇元帥」、「中営神将」、「中営大将軍」とも呼ばれています。中壇元帥は道教のなかで最も偉大なる守護神と見なされており、きわめて高い道術と法力を持っています。
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    霜位相公

    ♦生誕日:2月3日(旧暦)♦

    「霜位相公」は、松山中坡村にて代々祀られている神で、事業が順調にいくように護る神です。
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    九天雷祖

    ♦生誕日:6月24日(旧暦)♦

    九天應元雷聲普化天尊は、民間では「雷祖」の尊称で呼ばれ、古代は「雷師」と呼ばれました。先天陽精の神として、「道経」によると、雷祖は天の最も高い所である九天に住み五雷を司り、九天に応化して三界を運心し、雷霆都府及び二院三司を管理して(二院とは五雷院と駆邪院のこと、三司とは萬神雷司・雷霆都司・雷霆部司のことを指す)、悪質な行為を行った者や、五穀を台無しにしたり物を粗末したりする人々を罰したと記載されています。
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    雷公

    ♦聖誕: 十月初九日♦

    雷公一詞,出自戰國策。在神話傳說中,是掌管雷的神明。亦叫作「豐隆」、「雷師」、「雷神」,世稱「雷公江天君」。常與司掌閃電之神的「電母」一起被提起。雷公,屬陽,故稱公。
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    雷母

    ♦生誕日:10月9日(旧暦) ♦



    電母は稲妻の女神で、民間では「閃電娘娘」や「金光聖母」と呼ばれます。はるか昔の民間信仰のなかで雷神は雷と稲妻の両方を操っていたため、両目如鏡の見た目をしています。その後、雷公と電父は分職され、漢の時代になる頃には電父の名称が存在するようになり、さらに唐の時代になると雷父は雷神の対となり、やがて電母として祀られるようになりました。
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    風伯

    ♦生誕日:10月9日(旧暦)♦



    風伯は風の神です。天球を28の星宿に不均等分割した二十八宿のなかで、風伯は東方七宿の一つとなります。文昌星座の4番目の星である【司中星】の【箕星】は主に風の判断と支配を担当しており、またの名を「箕伯」と言います。かつて、中国南部に住む人々は「飛廉」と呼びました。風伯の視覚的イメージは、鹿の体をしていて体の表面にはヒョウのような点模様があり、頭部は中国古代のスズメである爵のような形で、角を1本生やし、蛇のような尾を持ち、風起こしを得意としていた神鳥だということです。
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    雨師

    ♦生誕日:10月9日(旧暦)♦



    雨師は道教において雨の神のほか、龍、商羊、赤松子の神とされています。『三教源流搜神大全』には雨師神とは商羊の神であることが記されています。商羊とは大雨が降る前に片足で跳びはねると神鳥のことで、大雨でも小雨でも自由自在に雨を降らせます。また、『搜神記』によると赤松子は神農の時代に雨師を務めていたとされている最古の仙人の1人であると記されています。『集説詮真』曰く、その見た目は黒い髪とひげを生やした男で、左手に持っている容器には龍が巻きついており、右手は水をかける仕草をしているということです。また、「雨師陳天君」とも呼ばれています。
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    天上聖母

    ♦生誕日:3月23日(旧暦)♦



    天上聖母は、航海・漁業の守護神として信仰を集める道教の女神で、福建省興化府莆田県湄洲嶼に住んでいた「林名黙娘」が神となったものであるとされています。幼少の頃から才気煥発で信仰も深く、次第に神通力を得て海で人々を救ったことから、湄洲の住民たちは黙娘に感謝の意を示すために廟を建てて「通賢霊女」と呼んで祀りました。1155年には南宋の初代皇帝である宋高宗皇帝によって「崇福夫人」と称され、その後も歴代朝廷の封賜を受けて「妃」、「天妃」、「天后」、「天上聖母」など24個の号を封ぜられました。台湾では「媽祖」の名で呼ばれることが多いです。
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    千里眼

    ♦生誕日:天上聖母と同日♦

    千里眼は、天上聖母の脇で付き従えている二人の随神のうちの一人です。神像は顔が青く、牙をむき出しにしています。千里先など遠隔地の出来事を感知できる能力または能力を持ち、媽祖の進む先やその回りを監視し、あらゆる災害から媽祖を守る役目を持っています。
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    順風耳

    ♦生誕日:天上聖母と同日♦

    順風耳は、天上聖母の脇で付き従えている二人の随神のうちの一人です。神像は顔が赤く、牙をむき出しにしています。あらゆる悪の兆候や悪巧みを聞き分けて、いち早く媽祖に知らせる役目を担います。