本宮にて祀る神の紹介/参拝順序

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    _一樓右廂-福德正神下_虎爺.png

    虎爺

    ♦生誕日:6月6日(旧暦)♦



    虎爺将軍は、「虎爺大将軍」や「虎爺公」など様々な呼び名があります。虎爺は動物の精霊への崇拝であり、そのほとんどは下壇と言われる神棚の足元に祀られ、外霊からの侵入を防ぐ役割を担っています。道教においては主神という扱いではなく、それらを支える従神として、宮で祀られている神々を守護しています。進香では、必ず龍の旗と虎の旗で香擔(廟型の小さな木箱)を保護します。風水では虎は魔除けのシンボルの一つとなっています。虎の鋭い眼光と牙が悪気に向かって襲いかかり、悪気を一気に蹴散らすと信じられているためです。そのため、台湾では悪気を追い払い、良い気は逃がさないように見張る虎のパワーを活かせる場所に虎の置物を置いたり、門に虎の絵を描いたりします。また、台湾では十二支の動物のなかで最も高潔なのが龍、一番凶悪なのが虎と考えられており、左に虎、右に龍を配置することでより強いパワーを発揮すると言われています。そのため、ほとんどの台湾の廟では入口に龍が、出口には虎が描かれ、龍の口から入って虎の口から出ることでこれまでの自分の悪い行いが清められると信じられています。これらのことから、虎は台湾において相当重要な動物であることが分かります。また、虎爺にはお茶ではなく水をお供えください。
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    _一樓正殿右_五年千歲坐騎-馬爺-DSC_0368.png

    馬爺

    ♦生誕日:2月8日(旧暦)♦

    馬爺の主神はすべて王爺(千歳)と将軍出身の悟りを開いた者です。馬は将軍にとって必要不可欠の装備でした。王爺(千歳)廟以外で馬爺を祀っている廟は、台湾では非常にまれなことです。