松山奉天宮は労働安全衛生研究所、国立自然科学博物館と協力し、「工安福爾摩斯(シャーロックホームズ)展」、「台湾工安黒熊充気展」、「工安幻視展」の三大特別展を結合して「特別展:玩転工安」を開催します。
「工安福爾摩斯(シャーロックホームズ)展」では、様々な年齢の子どもたちが物語のなかで起きた労働災害についてシャーロックホームズ探偵とともに知恵との戦いで原因を解明していく体験ができます。また、「台湾工安黒熊充気展」ではゲームを通して労働安全に関する知識を学べます。「工安幻視展」では、著名絵画の中の人物となり、労働安全に対する幻視作品から労働災害について認識を深めていきます。
ぜひこの機会に松山奉天宮へと足をお運びいただき、一緒に頭を使う推理やゲーム、アートなどの体験を通じて労働安全の概念や安全を確保する意識を育んでいきましょう。
主催:松山奉天宮、労動部労動安全及職業衛生研究所、国立自然科学博物館
協賛:台北市政府民政局、台北市政府労動局、台北市政府教育局、台北市政府文化局、台北市信義区公所
場所:松山奉天宮香客大楼地下二階の天公芸廊にて開催
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展示内容:
三大展示エリア:
1. 「工安福爾摩斯(シャーロックホームズ)展」では、親子でシャーロックホームズ探偵と華生と一緒に聴力が損傷した音量はどれほど大音量なのかを調査します。また、一緒に頭を使い、電気ボックスのパスワードを解除して漏電遮断器の機能について理解を深めます。そのほか、墜落危害、火災危害、生物危害、化学危害などの労働災害事件を展示エリアにて調査し、事故現場や災害地を分析や推測を行うことで原因を突き止めていきます。
2. 「台湾工安黒熊充気展」では体力測定ラリーを通し、危険に関する標識や何かに挟まること、巻かれること、感電することなどの危険性について学びます。
3. 「工安幻視展」では著名絵画の中の人物となり、フィンセント・ファン・ゴッホの《昼寝》など絵画のなかで伝えている労働安全への知識を体験し、過労によって引き起こされる身体的および精神的危害について理解を深めます。また、フェルメールの《天文学家》を鑑賞し、不十分な照明の環境での労働により引き起こされる可能性がある労働災害について知るなど、科学と著名絵画を組み合わせることによって労働安全や衛生問題をよりよく理解できるような展示を行います。