1階-西館

観音仏祖

観音仏祖

DETAIL

♦生誕日:2月19日(旧暦)♦

観音仏祖は元の名前を「觀世音菩薩」と言い、法号は「観音」、民間では「仏祖」の尊称で呼ばれています。法号である「観音」は元々「観世音」でしたが、唐代に太宗李世民の名と重なることを避けるために「世」が取り除かれ、「観音」となったとされています。大乗仏教の経典によると、一部の菩薩は古代に仏となり、これらは衆生(すべての生き物)を深い慈悲をもって救済するため、人間界に近い菩薩の身となりました。観世音菩薩はそのうちの一人です。 仏教の経典によると、観世音菩薩は慈悲が深く、人々が観世音菩薩の聖名を心から唱えるとその人々の声を観じてただちに救済し、苦しみから解放して幸せへと導きます。昔の人々は 「大慈大悲観世音菩薩」と呼び、「すべての家族に阿弥陀、すべての家庭に観世音」と言われるほど仏教で最も知名度が高い大菩薩として親しまれています。