♦生誕日:12月1日(旧暦)♦
王爺(千歳)は台湾の道教において、元々は疫病神でした。しかし疫病神であるばかりでなく、道教の最高神とされる玉皇大帝の命を受け、人の善悪を監視するために人間界へ遣わされた神でもあります。そのため、天に替わって世の中をよく治め、人々のために疫病や邪悪なものを取り除いてくれると考えられています。
譚千歳は名造とも呼ばれ、申年を当番する千歳です。神像の顔は赤褐色で黒いひげを生やし、甲冑を着用して頭には四角金冠をかぶっています。災厄から逃れられるよう護る神です。また、家族に不幸があった場合には悲しみに暮れる家族の悲しみを和らげ、災厄を制御し、悪霊に影響されることなく幸せに穏やかに暮らしていけるように護ります。