2階-正殿

玉皇上帝

玉皇上帝

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♦生誕日:1月9日 (旧暦)♦

道教では「太元」を神格化した元始天尊、次に「道」を神格化した霊宝天尊(太上道君)、その後これらに「老子」を神格化した道徳天尊(太上老君)を加えた三柱(三清)が最高神とみなされていきました。
玉皇大帝は、三清が化身した太極界で最初の神です。玉皇大帝の詳しい起源については、宋の時代に書かれた「高上玉皇本行集」に記録があり、玉皇上帝は光厳妙楽国という国の国王と宝月光皇后との間に生まれた子どもだとされています。出生時は全身が光輝き見た目も素晴らしく、見るものを喜ばせたとあります。また、幼い頃から聡明で慈愛の精神を持ち、困っている人々の力になろうと全ての財宝を捧げ、あらゆる生き物を救うことに努めました。世の中の人が幸せになれるよう、三千二百劫もの長い時間をかけた修行を経てついに玉帝となりました。